CONDITIONING LABO
部活が終わったあと、
「腰が重い…」
「反るとズキッと痛い…」
「でも練習はできるから大丈夫かな…」
そんなふうに、腰の痛みを我慢しながらプレーを続けていませんか?
特に中高生のスポーツ選手は、
「成長期だから仕方ない」
「そのうち治るだろう」
と様子を見てしまうケースが少なくありません。
しかし、その痛みは“成長痛”ではなく、腰椎分離症という「腰の疲労骨折」の可能性があります。
実際に相模原でも、
という学生が来院されます。
腰椎分離症は、早期発見・早期対応ができれば骨癒合(骨がくっつく)を目指せる障害です。
しかし、無理を続けると「完全分離」「腰椎すべり症」へ進行し、長期間スポーツができなくなるケースもあります。
この記事では、相模原市のスポーツ接骨院として、成長期の腰の痛みの原因・見分け方・治療・再発予防までわかりやすく解説します。
① 腰椎分離症とは?|成長期のスポーツ選手に多い“腰の疲労骨折”
腰椎分離症とは、腰の骨(腰椎)の一部に繰り返し負担がかかり、疲労骨折を起こした状態です。
一度の大きなケガではなく、
といった動作を何度も繰り返すことで、少しずつ骨にヒビが入っていきます。
特に10〜15歳前後の成長期は、骨がまだ未成熟なため、負荷に耐えきれず発症しやすい時期です。
腰椎分離症が多いスポーツ
など、腰を反る・ひねる動作が多い競技で特に多く見られます。
こんな症状は要注意
特に「反ると痛い」は、腰椎分離症で非常に多いサインです。
② 「成長痛」との違い|見逃されやすい理由
腰椎分離症が厄介なのは、“最初はプレーできてしまう”ことです。
歩ける。
走れる。
練習もできなくはない。
だからこそ、
「ただの疲れかな」
「成長痛だと思っていた」
となりやすいのです。
しかし、“成長痛”と“腰椎分離症”はまったく別のものです。
成長痛の特徴
腰椎分離症の特徴
特に危険なのが、
「数日休んだら痛みが引いた」
というケースです。
これは“治った”のではなく、“炎症が一時的に落ち着いただけ”の場合があります。
骨のダメージが残ったまま復帰すると、再び負荷がかかり、疲労骨折が進行してしまいます。
③ 放置するとどうなる?|腰椎すべり症へ進行するリスク
腰椎分離症は、初期対応が非常に重要です。
早期なら骨癒合を目指せる可能性がありますが、放置すると徐々に悪化していきます。
初期段階
骨にヒビが入り始めた状態。
この時期は適切な安静・固定・治療で回復が期待できます。
進行段階
痛みを我慢して練習を続けると、ヒビが深くなり骨が離れていきます。
完全分離
骨が完全に離れてしまった状態。
ここまで進行すると骨癒合が難しくなるケースがあります。
腰椎すべり症
さらに進行すると、腰椎が前にズレる「腰椎すべり症」へ移行することがあります。
すると、
につながることもあります。
「試合に出たいから我慢する」が、結果的に競技人生を長く止めてしまうケースも少なくありません。
④ やってはいけないNG行動
「成長痛だから」と練習を続ける
最も多いパターンです。
初期対応が遅れるほど、骨癒合率は下がります。
湿布だけで様子を見る
一時的に楽になっても、骨の修復は進みません。
痛み止めを飲んでプレーする
痛みを感じないことで、さらに無理をしてしまう危険があります。
自己流ストレッチ・筋トレ
反るストレッチや負荷の強い腹筋で悪化するケースがあります。
「大会後に行こう」と先延ばしにする
数週間の差で、治療期間が大きく変わることがあります。
⑤ 正しいケア・治療方法|早期発見がカギ
まずは正確な評価が重要
腰椎分離症は、レントゲンだけでは初期段階が映らないこともあります。
そのため、必要に応じて提携医療機関でMRI・CTなどの画像検査をご紹介し、骨の状態を正確に確認します。
適切な安静・固定
状態によってはコルセット固定や運動制限を行い、骨にかかる負担を減らします。
「完全に動かない」のではなく、骨の回復段階に合わせた管理が重要です。
LIPUSによる骨癒合サポート
当院では、**LIPUS(低出力超音波療法)**を活用し、骨癒合のサポートを行っています。
LIPUSは、微弱な超音波刺激を骨に与えることで、骨修復を促進するとされる治療法です。
「ただ休むだけ」ではなく、
という考え方で活用されます。
特に、
「少しでも早く復帰したい」
「でも再発はしたくない」
という成長期アスリートにとって、大切なのは“焦って戻ること”ではなく、“しっかり治して戻ること”です。
⑥ 再発しないための身体づくり|体幹強化が重要
腰椎分離症は、「骨だけ治れば終わり」ではありません。
再発予防には、
まで見直す必要があります。
なぜ体幹強化が必要なのか?
体幹が弱いと、ジャンプ・切り返し・スイング時の負荷を腰だけで受けやすくなります。
逆に、体幹が安定すると、
につながります。
特に競技復帰後は、
「以前より強い身体で戻る」
という視点が重要です。
当院では、コンディショニングラボでのパーソナルトレーニングを通じて、
までサポートしています。
⑦ 保護者の方へ|「そのうち治る」で終わらせないでください
お子さんが、
「腰が痛い」
「でも部活はできる」
と言っていると、
「少し疲れているだけかな」
「成長痛かもしれない」
と思うこともあると思います。
ですが、成長期のスポーツ選手の腰痛には、腰椎分離症が隠れているケースがあります。
そして子どもたちは、
という気持ちから、痛みを我慢してしまうことがあります。
だからこそ、大人が早めに気づいてあげることが大切です。
「まだ大丈夫かな」の段階で相談することが、結果的に早期回復につながります。
まとめ|成長期の腰痛を軽く見ないことが大切です
「練習できるから大丈夫」ではなく、
“今のうちに対応すること”が、これからの競技人生を守ることにつながります。
相模原市で、成長期の腰の痛み・腰椎分離症・スポーツ障害でお悩みの方は、お早めにご相談ください。
📍 相模原市中央区|えんどう∞スポーツ接骨院
平日13:00〜22:00(最終受付21:30)
スポーツ障害・コンディショニング・再発予防まで対応