CONDITIONING LABO
こんにちは!
今週も1週間お疲れ様でした!
本日は前回少しお話しした『RICE処置』についてです!
簡単な画像を貼っていますが、RICE処置というのは怪我した時に行う応急処置の事でそれぞれの手順の頭文字を繋げたものになります。今回は足首の捻挫と仮定して詳しくお伝えしますね!
まずは、『R』から!
『R』はRest(安静)です。怪我をしてしまったと感じたら無理に動かさないようにしてください。更に固定が出来るとより良いです!安静にする理由としては怪我により損傷してしまった組織(筋肉や靱帯)を更に動かしてしまうと、そこへの負担が増えてしまい悪化するリスクがあるためです。
続いて『I』!
『I』はIce(冷却)です。良く言うアイシングですね。安静にすることが出来たら怪我をしてしまった所や痛む所に氷が入った袋や氷嚢を当ててください!時間は15〜20分くらいが目安になります。冷却は、痛みの軽減、腫れ(内出血)を抑えることが期待できます!
次に『C』です!
『C』はCompression(圧迫)です。冷却が終わってもまだ腫れが引かないことがあります。そういった時に圧迫を行います。圧迫用のパッドやテーピングがあれば理想ですが、無い場合は手やタオルで腫れのある所を押し潰す様に圧迫してください!腫れと言うのは皮膚の中で出血し、その出血が溜まると生じるものなので止血の意味を込めて圧迫してあげる必要があります!
最後に『E』です!
『E』はElevation(挙上)です。安静、冷却、圧迫が終わった後に心臓より上に挙上してください。何か枕やタオルで上に乗せたり、横向きに寝て怪我した部位を挙上してください!先ほど止血も含め圧迫すると言いましたが、心臓から新鮮な血液を怪我部位に送るために挙上させます!
以上、RICE処置の説明となります。怪我をしてしまった際はお試しください!これをやってあげるだけでも治りの速さが変わります。その上で、適切な治療をやってあげる事で治るスピードが更に速くなります!
当施設では急な患者様も対応可能ですのでお気軽にお越しください!!